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デマンド監視とは、電力会社が設置しているデマンド計を一歩手前で監視し、一時的に生じる最高値を早期に予測するものです。 電力会社より請求される基本料金は30分間の最大瞬間電力で決まります。 1年間のうちの、わずか30分間の最大瞬間電力で、1年間の基本料金が決まってしまいます。 この最大瞬間電力を下げることにより、基本料金の低減が行えます。 左図は13時〜13時半の間に190kWもの電力を使用しました。 例えば、それ以前までの基本契約が180kWであった場合、自動的に翌月からの基本契約が190kWに更新され、基本料金が上がります。(契約種別が高圧電力Aなどの場合) デマンド監視制御装置は、目標に設定した電力量を超えないよう常に電力の使用状況を監視し、基本料金を低減します。
基本料金の基となる契約電力は過去11ヶ月のうちの最大電力量で決まります。 仮に、前年8月20日の午後3時から3時半分の間に最大瞬間電力が電力会社の複合計器盤に記憶されたとすると、9月の請求書(8月分の電力料金)から「A kW」が基本料金に設定され、1年間下がることはありません。(さらに基本料金が上がる可能性はあります) 弊社のSearchEyeで監視し、最大電力量を9月まで「B kW」に低減すると、 で効果を表すことができます。 例えば A時点での基本契約を 230kW、B時点での基本契約を 190kW、力率を 100%(0.85)、そして1kW当たりの単価を 1,940円として計算すると、
年間では、65,960円/月 × 12ヶ月 = 791,520円の節減を図ることができます。 また契約電力料の削減だけではなく、合わせて使用電力料の削減も行うことができます。 |
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